創業昭和二十五年 九州・佐賀 佐嘉平川屋

とても良質なたんぱく質を持っている大豆。
大豆は、豆類の中でもタンパク質を最も多く、
しかもアミノ酸の組み合わせが、
動物タンパクによく似ていることから、
「畑の肉」とも称される、
非常にすぐれた栄養食品です。
大豆について
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※平成24年生産
全国2位の収穫量 佐賀県
国産大豆の需要状況
 2007年のデータでは、日本国内での大豆の需要量に対する自給率は約5%となっており、国産大豆のうち約8%が佐賀県で収穫された大豆となっています。また、日本国内で市販されている豆腐や揚げ類のうち、国産大豆を使用した物は 約25%となっており、残りの75%は海外(主にアメリカ)から輸入した大豆で作られています。
佐賀県農業の位置づけ
 佐賀県における耕地面積の割合は、県全体の総面積の22.1%を占めており、総面積では北海道の約34分の1の広さしかない佐賀県で、収穫量第1位の北海道でとれる大豆の約3分の1の量を生産しています。

 有明海に面した肥沃な大地が広がる佐賀平野は、夏場は米または大豆、冬場は麦または玉ねぎを栽培する二毛作が盛んな地域です。大豆以外にも、玉ねぎ、れんこん、アスパラガス、ハウスみかん等は、全国でもトップクラスの収穫量を誇ります。また近年、日本穀物検定協会の米の食味ランキングで3年連続「特A」を取得した「さがびより」といったブランド米など、消費者から選ばれる農産物づくりに取り組んでいます。(弊社嬉野店でのお食事にはさがびよりを使用しております。)
嬉野 佐賀県
畑を肥やす大豆の働き
 植物の栽培には通常、三大要素といわれる窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)が肥料として必要になります。大豆を含むマメ科の根粒を持った植物は、根粒菌の働きによって自ら肥料を作り出すことが出来るという不思議な力を持っています。根粒菌は、植物からリンゴ酸などの効率のいい栄養分をもらって生活の場を提供して貰う代わりに、空気中の窒素をアンモニアに変換し、最終的には植物が吸収できる硝酸塩という窒素化合物に転換(窒素固定)します。

 植物としての大豆は、窒素固定能力をもった根粒菌を根に宿すことによって、自らが十分な量の窒素分を吸収し、豊富なアミノ酸を生産することが出来ます。そのため種子である大豆には、他の植物には見られないような豊富なタンパク質を含有させることが可能となっています。
当店の豆腐は佐賀県産大豆使用です。
※一部の商品に、アメリカ産大豆を使用しております。
地元の農家の人たちが大切に育てた栄養たっぷりな「佐賀県産大豆」を使用し、素材本来の美味しさをお届け致します。